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Scotty Cameron のネック形状変更を考える 2

昨年発売になった Scotty Cameron の Special Select のクランクネックの形状が変わったという話の続きです。

変わったのはこの部分です。

結構太くなった印象の形状になりましたよね

これまではネックの幅で前の面はホーゼルの前側についていたのですが、ホーゼルの外径と同じ幅になったんです。

この部分は Scotty Cameron のパターの歴史の中で何回か変更が入っています。

Classic 1 や Classic NEWPORT(ガンブルー)の時代は同じ形状で、ネックの幅にはなっていましたが、ホーゼルの真ん中についていたので、ちょっと違和感がありました。

なぜ違和感があったかというと、上から見たときにトップブレードとホーゼルが重なって見える部分が直角に見えません。

これが数年たつと、ネックのつけ方がバックフェースから見て右にずれたので、上から見たホーゼルの見え方が平面になりました(それまではホーゼルの丸みが見えていました)。

そして今回が3度目のデザイン変更なのですが、ネックの太さと違う根元の太さになったわけです。

これを機能として考えるなら、TaylorMade TRUSS のように、少しねじれにくくなってはいるかもしれませんね。

でももしかしたらウェイトの重量がアップして、重心が下がり過ぎて上に重量が欲しかったなんて言うことも考えられますね。

もしもコストを下げる手段としてやっているととしたら切削時間の短縮です。切削の単価は時間が短いほど安くなって切削位に使う刃物の種類が少ないほどコストが下がります。

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