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久しぶりに軟鉄パターを使ってみて感じたこと

削り出しのパターが出始めた1995年前後はほとんどのパターが軟鉄の削り出しでした。

現在スタンダードになっている SUS303 素材のパターは特別なモデルで、同じ形状の軟鉄削り出しのパターよりも高値になっていました。

軟鉄パターのデメリットは一番は錆びるということです。最初のうちはメッキではなく被膜をつけることで黒い色になっていたものが多かったので、雨の日には使えないものでした。

黒色酸化被膜の処理からメッキになったのですが、その後ステンレスがスタンダードになりましたね。

ステンレスはその名前の通り STAIN LESS ですから錆びないということです。

現状で軟鉄のパターを作っているメーカーはほとんどありませんね。今回使ってみた Scotty Cameron の 009 も軟鉄の物で新しいものはあまりみかけなくなりました。

で、今回軟鉄(Carbon Steel)のパターで感じたのは弾き感がないということです。同時に 303ステンレスのパターも持っていったのですが、303ステンレスは弾き感があります。

それと比較すると打感が柔らかいせいか弾く感じは少ないです。今回打ってみた 009 は BEACH(スリットあり) なので、多少音が出てくれるので弾いている感じの音が耳に入ってきます。

ですが、打っている感触は柔らかいのでなんだかちょっと感覚が合わないという感じさえしました。

2005年以降にゴルフを始めた方はすっかりステンレスのパターしか知らない人もいるんでしょうね。柔らかい打感が良い人は昔のカーボンスチールのパターを使ってみると良いかもしれませんよ。

「久しぶりに軟鉄パターを使ってみて感じたこと」への2件の返信

初めまして!
こちらのパターの仕上げはノーメッキですか?
それとも何か加工されているものでしょうか?

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