前回は3mのパットの時と、1mのパットの時のデータを比較してみましたが特にミスが出そうな数値は見出せませんでした。ですがクラブ軌道のデータをみてみると意外なことがわかりました。

まずはこれが3mの時のストローク軌道です。軽いインサイドインでなかなか良いストロークができています(自分的にはちょっとインサイドに引きすぎていますが…)。そして左に出ている数字がインパクトの瞬間のヘッドの入り方です。プラスの数字がインサイドアウト、マイナスの数字がアウトサイドインを示します。

平均すると0.5度のインサイドアウトなので、フェースが真っすぐに向いていればほぼ真っすぐ飛んでいるということになります。6球目、7球目が1.26と1.62になっていますので、これは他のストロークよりも少しインサイドから入り過ぎているので、これにフェースの向きが右向きで入ってくると右に飛び出すことになります。

そしてこれが1mの時の軌道です。やはりこれを見るとインパクト後にインサイドに入ってくる度合いが3mの時よりも減っているのがわかります。インサイドストレートな感じです。そしてなにより左側の数字(インパクトの瞬間のヘッドの入り方)がすべてマイナスになっています。マイナスということはカット軌道ということです。

カット軌道でフェースが真っすぐなのでちょっと左目に打ち出している感じになります。打ち出し方向の平均値も3mの時には0.0度になっているのですが、1mの時にはカップ内ですが左に大きく打ち出していたり、右に大きく打ち出しているものがありました。

この左右のばらつきはインパクト時のフェースの向きと軌道の組み合わせのパターンによるものです。ある程度ストローク幅がある3m程度のストロークでは大きく右に行ったり、左に行ったりのパターンが出ることはほとんどありません。ですが、小さい動きではインパクト時のフェースの向きと軌道が安定してつくれていないということですね。

これで練習のテーマを絞ることができました。これからどうやったら一定方向からヘッドを入れられるか、フェースの向きを安定させられるかを考えてみたいと思います。

今回は自分の場合でしたが、人によってこのパターンはずいぶん変わってくると思います。お客さんのデータで分かりやすい例が出てきたときにはまた紹介しようと思います。普段のストロークとの違いがわかるとミスの原因もわかって、どういう意識でショートパットを打てばいいかが明快にわかってくると思います。

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