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外れパターを
つかまないために
その3/シャフトの入り方1

今日はパターのシャフトの入り方についてです。今回も実物を見ないとわからない部分です。

今日はストレートシャフトの場合のお話をしますが、こちらは明日お話しする予定のベンドシャフトの場合よりは単純です。

ストレートシャフトとヘッドの接着は2種類の接着があります。一つは一般的なPING型のようにホーゼルがあってそのホーゼルの穴に対してシャフトを挿入して接着する場合。

もう一つはヘッド側からシャフトの内径に近い太さの突起が出ていて、それを覆うようにシャフト内側で突起と接着する場合です。

このどちらの場合もそのシャフトの外径、内径に対してぴったりにはなっていません。

この “ぴったりではない” が悪い方に出た時に外れパターが生まれてしまいます。

こんな入り方だとアップライトになってしまっています
こんな入り方だとロフトが多くなってしまっています

そのシャフトの内外径と接着する側の径が違えば違うほどその悲劇は生まれやすい状況になるわけです。

ヘッドは以前言ったように罪はありません。そのヘッドをダメにしてしまうのは組み立ての時なんです。

ヘッドとシャフトの接着部分にガタがなければただ接着するだけで適正な入り方で接着ができますが、ガタがある場合は接着剤が固まるまでの間に良からぬ方向で固まってしまいます。

だいたいの場合接着剤をつけたらパターは立てかけておくのですが、このときの立てかけ方で変な角度で接着されてしまうことがあります。これが外れパターです。

もちろん一度外して綺麗に入れ直せばカタログ通りのスペックになりますが、曲がったまま調整すると今度真っ直ぐに入れた時に戻さなければなりません。

構えた時に違和感を感じる方はこういうことが起きている可能性がありますので気をつけてください。

どちらにしてもシャフト差し直しか調整で使えるパターにすることはできますので、ご安心ください。差し直しや調整に関してご不明な点がありましたが下記のフォームでご連絡ください。

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