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ライ角が合うと打音も転がりも良くなる

様々な理由でライ角が合っていなくて調整をされる方は、最近では1ヶ月に15人以上で、20本近くの調整をコンスタントにしています。

ほとんどの方が折れる心配をされてきますが、折れることはまずありません。

折れる可能性が心配なのは鋳造製のパターでびくとも動かない太いネックだったりするわけですが、削りだしのパターや一般的な鋳造パターは折れることはありません。

もちろんやり方も問題ですし、一般的にはしっかりヘッドを抑えることができない工房が多いので、調整時に負担がかかると危ないところに集中して負担がかかって折損につながります。

また叩いて曲げるというところもありますが、これは曲がりにくい素材を曲げるには有効ですが、これも瞬間に一点に力が加わるので危険です。

こういう説明はさせていただきますが、それを理解していただき調整をされた方の全てが、その自分に合ったライ角で打つことの心地良さを口にされます。

これはなかなか自分はわからないだろうという方が多いのですが、明らかに打音が変わります。打音が変わる要因はライ角が変わったことによる打点の変化が主なものですね。

良い場所で当てられていなかったので音が悪かったのが、スイートスポットで当てられるようになって音が良くなる。もちろんライ角だけではなくロフトでも音が変わります。

ロフトの変化でボールがフェースに乗る時間が変わるからだと思います。

市販のスペックでぴったり合っている方はほとんどいません。少しでも違和感を感じたり、パターに構え方を決められてしまっているような気がしている方は調整をお勧めします。

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