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パッティングストロークについて ブログ全投稿 実験(データ付)

CAPTO 検証1 打点の影響1

CAPTO 検証の第一回目は打点が変わることによって何が起きているか?を検証します。今回は前後(トウ/ヒール)でのヒットでの影響についてデータを見てみました。

パターの芯と言われるスィートスポットで打たないと、フェースが右に向いたり、左に向いたりと言うことが起きやすくなります。

それによってボールに対してエネルギーが効率よく伝わらず距離が落ちるなどの影響が出てきます。

ただいつも言っているように毎回そこで打っている人であれば、そこで打った時の距離感で力も調節しているので、それはそれで距離感が狂う訳ではありません。

たまに芯で当たって、たまに芯を外すと言うことが起きたときに距離感が狂う現象が起きるわけです。

今回はトウ寄りヒットとヒール寄りヒットでこのエネルギーロスについて検証してみました。

トウ寄りヒット
ヒール寄りヒット

上の画像を見ていただいてわかるように、エネルギーをロスする要素はたくさんあります。縦回転の度合いによるもの、ボールのサイドスピン、そして打点のズレによるものです。

トウ寄りのヒットでは打点によるエネルギーロスが21.8%もあります。そしてヒール寄りヒットでも13.8%のロスがあります。

トウ寄りではスライス回転になって、ヒール寄りではフック回転になるので、サイドスピンによるロスもそれなりにありますが、それほど大きくはないようです。

今回の実験ではセンターから同じだけずらして打てている実験にはなっていないと思われるので、それ自身は比較できませんが、とにかく芯を外すとボールは飛ばなくなると言うことはこのデータを見てよくわかったと思います。

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