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パッティングストロークについて ブログ全投稿 実験(データ付)

CAPTO 検証2 打点の影響2

今日の検証は上下の打点の違いによる影響をエネルギーロスに注目して検証してみました。

このデータをとるのに何度かやり直しをしましたが、打点が上と下では上下の起動の違いが出ていることを前提でデータをご覧ください。

基本的に打点がフェースの上の方になる場合、アッパー軌道が弱くなったりダウンブローになる場合が考えられます。

またフェースの下の方で打てた時にはアッパー軌道になりやすいことが考えられます。

フェースの上で打つよりも下で打った時の方がボールの転がりが良くなりそうな感じがしますが、実際にデータを見てみると…

まずはデータをご覧ください。

打点が下の時(アッパー軌道)のエネルギーロス
打点が上の時(ダウンブロー軌道)のエネルギーロス

これを見ていただくと明らかに違うのが一番上の項目で「Shaft Arc to Roll」の部分です。フェースの下で打ったアッパー軌道ではボールの回転が順回転になっていますが、フェースの上で打った時にはバックスピンになっていることです。

そして下で打った順回転の時にはエネルギーロスがになって+1.2%、バックスピンではエネルギーロスが-1.7%になっています。

もう少し大きい差が出ると思っていたのですが、実際にはこの打ち方の違いでの転がりの違いは数字以上です。

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