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軽シャフト/重グリップ/重ヘッド 実験結果2

今日は細かいデータではなく、結果どっち打ち出せたかのデータを見てみました。

このデータが一番シンプルでわかりやすい評価方法ですね。今回のこの比較でも使い慣れたパターに軍配が上がりました。

まず打ち出し方向が決まる要素であるインパクト時のフェースの向きと、クラブ軌道を比較してみました。

こちらが Stroke Lab 仕様のパター

こちらがいつも使っているパター

これを見るとテストパターのインパクト時のフェースの向きは平均値が0.4度左向き(再現性91%)、いつものパターは0.6度左向き(再現性98%)になります。ですが Consistency(再現性) でずいぶん差が出ました。

フェースの向きに影響を与えそうなのはバランスと、グリップの種類でしょうか…。テストパターは太く、いつものパターは細い(PINGラバー)ので条件に違いはあります。

これに対してクラブ軌道はテストパターが1.5度インサイドアウト(再現性87%)、いつものパターは2.1度インサイドアウト(再現性90%)になっていてやはり安定しています。

この打ち方で実際に飛んで行っている方向(Ball Direction)を見てみると…

こちらが Stroke Lab 仕様のパター

こちらがいつも使っているパター

これは明らかにいつものパターの方が信じられないくらい真ん中に集まっていて、テストパターはかなり右に左にばらつきがあります。

今日の比較でもまだテストパターの優位性は見出せません…。まずは打ち慣れているのと、太いグリップが苦手なことを考えるとその効果が出る前にそこの違和感が勝ってしまっているのかもしれません。

次回はまた違う視点から見てみます。

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