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パッティングストロークについて ブログ全投稿 実験(データ付)

カップまでの距離とカップインするための打ち出し方向の関係 1/2

3m先のカップに入れるためには打ち出し方向が1度以内の誤差にならなければならないという話を聞いたことがあります。これが実際はどうなのか、とある方に昔の記憶を蘇らせていただき考えてみました。

今回知りたかったのは、距離が変わるとどのくらいの角度まで打ち出し方向が許容されるのかです。この数値は SAM PuttLab でのデータの活用につながると考えているので、通常は3mでやっている分析を、短い距離で分析した時の違いがわかります。

今後 SAM PuttLab での分析にもバリエーションを作ろうと思っています。距離だけの違いでストロークや打ち出し方向がどう変わるのか?打ちたい方向の意識を変えた時のストロークや打ち出し方向がどうなっているかのなどの分析も面白そうです。

次回の予告として今回の計算のベースになる部分を説明しておきます。

例えば多少のボールの転がりの強さが多少変わっても入りそうな、ボールの3/4がカップの内側に入る方向がカップのセンターからどのくらいずれているかを考えてみると…

こんな感じになります。ボールの大きさと同じ43mmに偶然なってしまってちょっとわかりにくいですが、カップセンターから43mm以内のずれであれば大体入りそうです。もちろんかなり強ければカップに入らないこともあります。

これを3種類の打ち出し方向でどうなるのかを考えてみようと思っています。

1. ボール全体がカップの内側に入る方向
2. ボール3/4がカップの内側に入る方向
3. ボールの半分がカップに入る方向

図で書くとこんな感じです。下の図はボールの3/4が入ると仮定したときのずれ幅が43mmになるという計算です。


このカップまでの距離とカップ中心からのずれ幅から打出角度を計算してみます。

ボールの1/2の幅が入る方向がカップインするかどうかは微妙ですが、参考程度に見てください。次回具体的なずれ幅と打出角度の関係を数値でお見せできればと思っています。

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