ロングパットの距離感が合わないという相談をよくされます。
ロングパットの距離感は家で練習できないのでなかなかその感覚も身に付きにくいです。
家でロングパットを練習できるグッズはいくつかはありますが、それはテレビの画面を見ながらだったり、ボールの初速から計算される物だったりするのであまり実戦に即している感じではありません。
やはりターゲットを見ながらどのくらいのスピードでボールが飛び出して転がり続けるのかというイメージができないとなかなか距離感はできてこない気がします。
ミドルからショートパットの確率がパッティングカウンセリングを受けてくださった方が「すごく良くなった」とご連絡いただくことがあるのですが、「ロングパットがショートしてしまいます」という話をされます。
私はロングパットに対してこう考えています。
ロングパットで優先すべきは距離感です。入ることは強く望んでいないはずなので、次のパットを楽に打てるところまで持っていくことが目的となります。
その時に綺麗な打ち方で打つ必要は全くありません。下半身を止める必要もないしショルダーストロークをする必要もないんです。
とにかく自分の思ったところまで、次のパットを確実に入れられるところまで持っていくことだけに集中してください。