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Oil Can Finish の Scotty Cameron 009 をクリーンナップ

久しぶりにオイルカンフィニッシュの Scotty Cameron 009 を引っ張り出したらうっすらと錆が出ていました。

このうっすらと出たさびはまだ何とかしようがあります。錆は深くなるほど挽回がきかなくなります。

今回の状態は指先で触るとざらつきを感じる程度です。オイルをつけてティッシュで拭いてみるとティッシュに錆の色が着く程度の状態です。

この状態であれば番手の細かいスチールウールを使って綺麗にすることができます。ただここで力を入れすぎてしまうと表面を傷つけてしまいます。

ですので微妙な力加減が必要になります。今回はベビーオイルをスチールウールに浸み込ませる感じで使いました。

表面処理のオイルカンフィニッシュには影響を与えず錆だけを取ります。この作業を何度かするうちにティッシュで拭いても錆の色がつかなくなります。

そうなったらしっかりオイルを塗りこんでヘッドにしみこませます。錆が出たからと言って錆び取り剤をつけてしまうとオイルカンフィニッシュもガンブルー(黒色酸化被膜)も取れてしまいますので注意が必要です。

今回は剥離剤で文字の色も抜いてから処理したので、これから文字の色入れもしようと思います。その時は色を入れるところはしっかり脱脂して始めます。

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