スリーパットしなかったラウンドは一般的には良かったと評価できるラウンドだと思います。
ただ同時にスコアがよくない(80 以上打っている)と、その評価は変わってきます。パーオンできなかった時にパーを拾えていないということで、アプローチが上手くいっていなかったことが推測できるわけです。
パットだけでなくショットもそうですが、その内容をちゃんと見て分析することが大事です。

パーオンして 3 パットがなければそれは 1 パットの数分アンダーパーになっているはずなので良いスコアになっているはずです。
ただそのスコアが 80 回だったとすると 3 パットをしていないけどボギーやダブルボギーになっているホールがあるということになります。
寄せてパーやボギーにすることができなかったということも推測されるわけです。寄せワンがほとんどなかったということですね。
ですので改善すべきは寄せワンができるアプローチを磨く必要があるということになります。ただいつも言っているように絶対に入れられる距離が 30cm だったとするとアプローチの成功の基準は 30cm の距離に寄せられることです。
それが 50cm や 1m になってしまうのはアプローチの失敗です。100% 入れられる距離に来なければアプローチの失敗をパターでカバーしなければなりません。

なのにカバーできないとパターが入らなかったと思ってしまうのはパターがかわいそうです。
ですので 3 パットがなかったのは気分が良い出来事ですが、そのスコアがあまりよくなければその内容はそれほど良くないという判断にもなってくるということを覚えておいてください。
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