ODYSSEY から始まって他メーカーも似たような特徴を持つパターを出してきていますね。
トルクレスが良いのか悪いのか?
良い部分もあるし悪い部分もあると思います。重心角で考えるとフェースバランスのパターでさえ党側を上に向けた状態からは 90 度動きます。
それがクランクネックの PING 型になるとそこからさらに 30 度以上も動き、L 字パターはそれよりも大きく動きます。
パターはテークバックと同時に勝手に開こうとするし、開こうとすればインサイドに入ってきます。開こうとする度合いが大きいほどインサイドインの軌道が強くなり、その度合いが小さいほどインサイドインのアークは小さくなります。

これがトルクレスになるとどうなるか?パターをテークバックしたときに開こうとしない。開こうとしないということはインサイドに入ってこようともしないし、勝手に動いてくれる方向がないという感じになると思います。
これはパターの動きに身を任せて打つことができず、自らこっちに動かそうと思って動かした方向に動くことになります。
フェースは開こうとしないのでフェースの開閉は最小限に抑えられますが、軌道に関しては自ら動かさなければならないことになります。
ということで自分で使ったわけではないのでまだその感想を正しく表現することができませんが、想像するとこんな感じになって、今自分が理想の動きだと思ってやっていることはまったくできないことになってしまうような気がしています。
興味深いパターだとは思いますが、これがスタンダードになるとは思えない性質のもののような気がします。以前 ODYSSEY の BACKSTRYKE を使った時のように悪い癖を矯正するために使うのは良いのかもしれません。
コメント