パターのロフト調整はアドレスした際のシャフトの入る方向の調整になります。
計測はシャフトが垂直になった時のフェース面の角度を計測しますので、シャフトが左目から入ればロフトは大きくなり、右目から入ればロフトは小さくなります。
パターの調整こられた際に、フェースがかぶって見えるとかフェースが開いて見えるという表現をされる方がいますが、それはロフトの調整で改善することができます。

例えば通常のロフトが 3 度のはずなのに 5 度になっているパターがあったとします。これはシャフトが左から入ってしまっているので、ハンドファーストに構える方はフェースがかぶるという感覚にはなりませんが、シャフトを地面に対して垂直に置いたり少しハンドレイト気味だったりする人にとってはフェースがかぶるという事になります。
逆に通常 3 度のはずなのに 1 度になってしまっているパターの場合は、シャフトが右から入ってしまっているので、ハンドレイトの人は開いている感じはしませんが、真っ直ぐに構える人やハンドファーストにする人はフェースが開いているように感じます。
ロフトとハンドファーストの有無は密接に関係しています。ですので、適正なインパクトロフトを得るためにロフト調整は欠かせない調整になります。
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