今回は通常のパターをとにかく吊って構えたいということで、最大限のアップライトで調整したいとのご依頼でした。
持ち込まれたパターは TaylorMade の TP Collection シリーズの CHASKA というマレット型のヘッド。
幸いネックがボディ側から立ち上がっている造りだったので最大限の調整ができました。
現状を計測してみるとライ角は 69.5 度、ロフト角は 4.0 度でした。現状で構えてもらうとかなりヒールがいている感じ。ということで最初から曲げられるだけ曲げて 77 度くらいまでいったのですが、やはりまだ足りない感じ…。
結局ルールぎりぎりの 79.5 度まで調整。スコアライン基準でも、ソール基準でも 80 度を超えていないことを確認したのですが、計測の方法によってはぎりぎりになることも説明し了承を得てお渡ししました。
なんと 10 度のアップライトもいけますね。かなりレアなケースですがヘッド重量が重くできるヘッドなら長尺や、中尺、アームロックも作れますね。
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