TRUECoGシリーズのパターヘッドに ”銅(純度99%以上)” を採用した 「CUPRUM」
TRUECoGシリーズの中でも他社にないヘッド素材を採用したモデルです。私もこの銅素材をヘッドに採用した “CUPRUM” を2年前から競技でも使用しています。これまでもずっと ANSER型 を使ってきた私ですが、この TRUECoG シリーズの特徴である、サイトライン上に重心があることと、低重心のおかげで ANSER型 であるにもかかわらず易しく使えており、結果も出ています。
打感はなかなか言葉で表現することは難しいのですが、耳に伝わる音はしっかりありながら、ボールがフェースに乗って運べる感覚の打感です。ヘッドセンターの重心位置で打てた時の転がりの良さは他のパターをたまに使った時に違いを明らかに感じます。
銅素材は比重が他の素材よりも重いため、今回の CUPRUM もヘッド重量は365gになっています。これまでヘッドが軽い OLD PING ANSER や、重くても350gのヘッド重量が自分のマックスの重さだったので、この重量を使うことが最初は不安でした。しかしこの重みが逆にストロークの安定につながり、細かいコントロールも可能なため、下りの速いグリーンでも思った以上にヘッド重量のせいで飛んでしまうということはありませんでした。
これまで重心が高い ANSER型 は使うのが難しく、本当は ANSER型 を使いたいけどあきらめていた人や、ANSER型 をもっと優しく使いたいと思っていた方に是非使っていただきたいパターです。
また銅の独特の色は徐々に変色していきます。この変色は色々な要因で起こるのですが、自分はこの変化を楽しみながら使い続けています。元々の光沢を維持することも簡単なお手入れで可能です。
HILLCREST TRUECoG CUPRUM に関する詳しい情報は
https://hillcrest.jp/truecog/cuprum/
《 TRUECoG シリーズの特徴 》
1. パターヘッドのど真ん中かつサイトライン上に重心を配置
“CoG” とは Center of Gravity の略で英語で重心の意味になり、”TRUECoG” は直訳では”真の重心”になります。HILLCREST では最適な位置に重心を配置したパターだという自信を込めて、このシリーズを ”TRUECoG” と命名しました。パットが高い確率でカップインするためには、多くの”科学的根拠”が重要になってきますが、そのなかでも方向性を確保し、芝目や傾斜の影響を受けにくいボールの良い転がりを維持するためには、パターの芯でボールをとらえることがとても重要になります。しかし残念ながら多くのパター(特にピン型)では、パターヘッドのど真ん中に重心がなく、ネック側に偏っているものがほとんどです。そのため、パターで目標を決めるときに使うサイトラインが実はネック側にずれているとか、さらにひどい場合には、その線上に重心がないということもあります。そうなると、パターの重心でボールを打つことはとても難しくなります。TRUECoG シリーズのパターでは優秀な設計チームが精密に計算・設計し、最新鋭の5軸加工機で正確無比に切削することで、パターのど真ん中(縦方向)にサイトラインを設け、完全にその線上に重心を配置することが可能になりました。打ち比べていただければ、とても転がりが良く、伸びる球が打てることを瞬時に感じていただけます。
2. 重心の高さも最適化
ボールの転がりを最も良くするためには、重心の高さも重要になります。HILLCREST では、パターデザイナーの遠藤が長年のパターフィッティングから得た経験とデータをもとに、最適な重心の高さを算出。精密な設計・切削により、完全に実現いたしました。
ヘッド素材 | ヘッド:銅(純度99%以上) ネック:A6061-T651高強度アルミニウム |
ヘッド重量 | 365g:350g(ヘッド)+15g(ネック)) |
ライ角 | 70度(67度、73度も対応可) |
ロフト角 | 3.5度 |
シャフト | 島田ゴルフ JSP70-120 *シャフト変更可能 |
グリップ | オリジナルレザーグリップ(黒・白) *グリップ変更可能(SuperStrokeへの変更も無料) |
長さ | 34インチ(32~37インチまで対応可) |
販売価格 | 250,000円(税別) |
購入に関するご相談は 03-5829-9083 もしくは info@puttinglabo.com までお問い合わせください。